『日本再興戦略』


落合さんの社会論には共感することが多く、話を聞いていると僕の上位互換が落合さんだなあと思うことがよくありますが、今回の本は、そりゃ違うんじゃないかい?というところが多かったです(汗

 

ダイバーシティ

今我々は、近視で目が多少悪くてもそれを障害とは考えません。メガネというテクノロジーによって、メガネをかければ、目が悪くても問題がなくなったからです。それと同じように手が動かなくなれば、義手や外骨格を付ければいいだけの話になる。今、障害と言われているものは、単なるダイバーシティの一つになる。それこそ僕は一番いい社会だと思っています。

 

これはマジでそうですよね。僕は資力が0.1もありません。裸眼ではたぶんまともに生活できないです。しかし障がい者扱いされません。

メガネを使えば見えるからです。

 

僕のおばあちゃんは認知症という病気ですが、データベースに記憶を保存できるようになれば病気ではなくなりますよね。

落合さんは個性になると表現しているわけですが、テクノロジは本当にこういう未来を現実にしてくれます。

 

本書ではテクノロジによって障害が個性に変わると書かれていましたが、社会構造や人々の価値観が変わっても、障害は個性になります。障害はラベリングにすぎないのでそのラベリングをどう剥がすのか、というのが今後重要になってくると思います。

 

 

 

日本はAI統治ありえる!?

日本は大化の改新の頃から、国の象徴と国を納める人が違う人だったそうです。

天皇は象徴で、総理大臣が別にいる、みたいな。

 

確かに言われてみると、内閣総理大臣が国のトップみたいなの珍しく、大統領とはちょっと違いますもんね。

 

 

なので、象徴は人間にしておいて、実際に政策を作ったりするのはAIでも日本人はそんなに抵抗ないんじゃないか、と著者は言ってはります。

これは確かにな~と思いました。実際国を動かすのなんて一人で出来ないわけですし、今でも国会討議の受け答えの内容等は秘書さんたちが書いてるわけですからね。それがAIに変わったところで表面的に見えなければ、違和感ありません。

 

 

モチベーション格差

今は経済格差がワーワー言われていますが、経済格差の裏にはいろいろな格差が隠れています。

 

例えば、お金もちの家庭に生まれた子供は小さいころからピアノや乗馬やスキーなどのお金のかかるスポーツや芸術に触れられる可能性が高いです。

そうなってくるとそれらに関わる分野に関しては、圧倒的に有利ですよね。

 

とまあ、こんな感じの文化格差はあげればきりがないわけです。僕も親が借金してないから海外留学とかいけました。

 

これから先はAIによって単純労働が代替され、イノベーションを人間が担っていくわけですが、イノベーションの素になるのは人間の「これを変えたい!」とかのモチベーションであり、そのモチベーションは降って湧くわけではなく、色々な経験から出てくるものですよね。

そうなると今後は経済格差と共に、モチベーション格差、文化格差といった格差も多様化してくるそうです。

納得。

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