『地域通貨を知ろう』


全体像まとめてくれてて分かりやすい。地域通貨興味有れば是非。

 

 

 

 

 

 

お金 = ツール + メディア

お金ってもともと財の交換の為の道具だったわけですが、人間はアホなので、今はお金自体に価値を感じるようになっちゃってます。脳科学の研究とかでお金を見た瞬間に脳のある部分が刺激されるといったような事実があるわけですね。

 

といったい、お金はツールであると同時に、若干メディア性ももっているわけですね。ただの神とは違う「価値があるもの」というメディア。(説明分かりにくいかも)

 

地域通貨はメディア性がべらぼうに強い。

地域通貨を発行する時は基本的に「コンセプト」を決める。「環境に良い地域を目指そう」とか「助け合いの精神を。」みたいなコンセプト。

 

地域通貨はそういったコンセプトを満たした時にもらえるような仕組みになっていて、例えば、「エコ」をコンセプトにしている場合、道のゴミ拾いをしたら100ecoもらえる、みたいな。

 

そうしてecoを貯めていくと、あれ?俺めっちゃeco持ってるわ。めっちゃecoなことしてきたんか。っていう具合に自分がエコフレンドリーな人間だということを可視化されます。

人間は可視化されたものを認識するのは得意なので、ecoを持っている=エコな人間という認識をします。もうそうなれば、地域通貨eco自体を見た時に「エコ」や「環境」といったワードが瞬時に想起されるようになり、それは地域通貨ecoがメディア性を帯びていることに他なりません。

 

普通のお金なら、「価値がある」くらいしか想起されませんが、地域通貨は「価値がある」のほかに、「(その地域通貨の)コンセプト」を想起させるという効果を強く持っています。

 

なので、地域通貨はお金でありながら、メディアでもあるという二つの役割を演じます。

 

 

 

 

地域とは

そもそもなんですが、地域通貨の地域は別に“広島県”とか“川西市”とかそういった地理的な地域だけを指しているわけではありません。(※地域通貨によっては地理的な者だけを指すものもあります)

 

ここでは「地域」をもっと広義の言葉として捉えます。

それは

 

テーマの近さ、事実上のコミュニティ

 

です。

何言ってるか分からないですね。

例えば、大学の軽音インカレを考えてみましょう。このサークルは「軽音」というテーマをもとに人々が集まりコミュニティを形成しています。これがテーマの近さ。
そして、インカレなのでA大学やB大学と距離的に離れて活動していますが、コミュニティとしては一つのまとまりとして動いています。同じ理念や活動方針や思考を持って行動していたら、リアルに集まっていようが、物理的に離れていようが関係ないよっていうのが事実上のコミュニティ。

 

 

地域通貨っていうから地理的に集まってるのかと思ったらそうでもないんですね。僕はこのバーチャルコミュニティ(事実上のコミュニティ)に凄く可能性を感じます。

なぜなら、多様化した社会では、Specificなコンセプトに共感できる人はなかなか近くにいることが少ないからです。単純に確率的に。

そこでコンセプトに共感してくれる人が1000人中5人だったとしたら、1億人に聞けたら50万人いるので50万人の経済圏を創ることが理論上可能です。いきなりその地域に移住しろというのは酷なので、まずは限定的に移住をしたりオンラインでコミュニケーションをしたりすることで間口が圧倒的に広がります。

 

バーチャルコミュニティは地球上どこからでも参加できるという意味で「グローバル」であると同時に、自治的・関心的なコミュニティを形成するという意味で「ローカル」です。つまり、バーチャルコミュニティはその本質から言って「グローカル」なものだといえるでしょう。

 

 

 

地域通貨の未来

ということで、今は「顔が見える」コミュニティが地域通貨を使う上で主流でしたが、今後は、オンライン上での地域通貨が増えていきます。

(名前は地域通貨じゃなくなってる気がしますが。)

 

そして多様化、複雑化します。

  • テーマに沿った「関心系」
  • ○○商店街などの「地域系」
  • 高校生、アルバイト、引退者などの「階層系」

などの様々なタイプの地域通貨に分類分けが進んでいくと思われます。

 

 

そしていくつかの地域通貨が互いに提携し、相互利用可能になったり、人々が複数の地域通貨を使用したり、が始まります。

その時には、同じシステム上でやりとりしていて、通訳可能な運用ルールを制定しておく必要があります。

 

今後の進化シナリオ

  1. 地域通貨の多様化
  2. バーチャル化
  3. 複数地域通貨への多元的所属
  4. ネットワーク化、広域化

 

 

…ワクワクします。

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