Invisible Capitalism


大切なものは目に見えない。ミスチルが昔歌ってたような歌ってなかったような…

 

 

 

 

法則

世界の変化、発展、進化に共通してみられる「法則性」みたいなのが5つあると著者は言ってはります。

それが以下の5つ。

  • 螺旋的発展の法則
  • 対立物の相互浸透の法則
  • 否定の否定による発展の法則
  • 量から質への転嫁による発展の法則
  • 矛盾の止揚による発展の法則

 

二つ目の対立物の相互浸透について補足すると、相互浸透とは、対立するものは互いに似てくる、ということです。ネットビジネスとリアルビジネスは最初は真逆のものとされていたのに今は融合していると言えます。「銀行」対「証券会社」という対立構造も「ユニバーサルバンク」として融合して進化しています。

 

この5つはある程度汎用性を持っているので、この法則を満たす形で物事は進化していくと考えられます。

 

 

資本主義の成熟

人の精神における「成熟」とは何か、という事を考えると資本主義の成熟についても分かると言います。

そして、人の精神における「成熟」とは何かというと、“「見えないもの」が見えるようになること”らしい。

 

心やおもてなしは成熟して初めて見えるものであり、成熟しないと見えない。

 

 

まあ理論もへったくれもありませんが、肌感覚でそこそこ納得できます、個人的には。人間は可視化されているものに注目してしまいがちな生き物なので、表面に上がってこない目にしにくいものほど価値があり成熟している、という価値観は理解できます。

 

マルクスは資本主義が成熟した後に共産主義社会が到来すると言っていますが、果たしてそもそも成熟とはなんなのか、という話になりますね。ちなみに「各個人の普遍的発展」とも言っています。

そこでその成熟がもし「見えないもの」が見えるようになることだとすると、雰囲気や空気感が重要視され評価される社会が成熟した社会化もしれません。

 

またそのほかに、マズローの5段階欲求説の欲求の階層が上がった社会が成熟した社会とも考えることが出来ますし、ここは個人の思想による感は否めないと感じました。

 

 

 

複雑系経済

経済が複雑化している要因は3つある。

  1. 情報革命
  2. 規制緩和
  3. グローバリゼーション

3つとも確かにとうなずける明らかな要因ですが、この要因の大きなキーになったのが1.情報革命を引き起こしたインターネットの存在です。

 

 

インターネットが国境を簡単に超える術をもたらし、規制緩和、グローバリゼーションに大きな勢いをもたらしました。

また、もともと多様であったけれども画一的のように見せられていたメッキがインターネットによってはがれてきており、国に無視されていたボランタリーな事象も見える化され活躍の場が増えてきたと著者は言います。

 

インターネットは世界を変えています。とすると第4次情報革命でも同様に世界が変わることが予想されます。

 

 

そして複雑になった経済では、意図的に市場を操作することが出来ません。変数が多すぎるがゆえに、全てを計算することなど不可能だからです。

 

なので、計画経済のようなことは出来ませんが、かといって放任しておくと経済格差が広がっていきます。「管理」もダメ、「放任」もダメ。ではどうするか。

 

 

「自律」する経済システムを作るしかない。著者は自律規則の促進を目指すべきだと論じています。

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