情熱と執着と狂気。 映画『セッション』感想


まあまあ

まず見てみ

文字で語る映画じゃないから見てみって

とりあえず見てみ

やばいから

 


 

『ラスト9分19秒ーーー映画史が塗り替えられる』

こんな嘘っぽいキャッチコピーやけど、これは結構マジ

マンガ史を塗り替えたと言っても過言ではないあの「スラムダンク」を彷彿とさせる

 

画像元URL:https://goo.gl/YXXSQd

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あらすじとかは省こう

 

この映画が素晴らしいものなのは明確なので、今回は映画を見て考えを巡らせたことを少し書かせて貰います

 

 

この時代だからこそ実現した『セッション』という映画

僕はこれから先の時代は「楽しみ」とか「楽しさ」を見つけられる人間が評価されていくと思っている

平たく言えば、オモシロいことをポンポン言える人や、ギターとかけん玉とか、なんでもいいけど特技を持ってて人を楽しませられる人

 

ハッキリ言って、苦手なことや苦しいことをただひたすらに我慢してやり続けていれば、褒めてもらえる時代は終わりかけている気がする

 

言うなれば、もっと楽に、もっと楽しく、誰かを満足させられる人がどんどん台頭してくるような、そんな気がする

 

 

そういう世界になれば、極限の極限まで物事を追求し続ける人間は自然と減ってくるだろうし、社会もそんな雰囲気じゃいられなくなる。「しんどいけれど、結果はついてこないけれど、俺はこれをやるために生まれてきたんだ、極めたいんだ、、、!」などと言おうものなら、周囲の友達という友達から、さもゴキブリかヘドロでも見るような目で目殺されるのだろう

 

 

セッションの主人公アンドリューはドラムだけを見ていた。見栄や嫉妬やエゴに纏わりつかれながらも、結果的にドラムだけを見ていて、ドラムだけを叩いた

 

鬼教官のフレッチャーも音楽だけを見ていた。全てを音楽に捧げている

 

二人とも狂っている。自分の父さんがフレッチャーだったら二秒で家出する自信がある。もちろんフレッチャーの椅子の脚の一本だけをやすりで削って、座ったら「あぁ、なんか椅子カクカクするぅ、めっちゃカクカクするやん、うわ、ちょっ、なにこれ、うわ、ちょっとなんか気持ち悪い、ちょっ、カクカクやめえ!!」となる地味な嫌がらせをその二秒の間に施してから家出する

 

 

 

狂気でしかない。情熱とか、やる気とか、楽しさとか、覚悟とかを通り越して二人の音楽に対する姿勢は狂気でしかない

 

たぶん狂気が評価される時代はそのうち終わるんだろうな、「狂気ってどんな感じ?」って時代が来るんだろうな、と思うわけだが、

 

狂気に、感動と、少し憧れを感じれる自分で良かった  と、映画を見て思った

精神論とかスポ根とかがまだ存在するこの時代だからこそ、この暑くて苦くてざらざらした感動を味わえるのだと思った

 

画像元URL:https://goo.gl/cX7IQq

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一つのことに熱中したことがない自分

 

マメが潰れて掌がえぐれながらもドラムを叩き続けたアンドリュー

次なる天才を生み出そうと全てを懸けていたフレッチャー

 

「なにこいつら、くそカッコイイ、、、どこぞの映画の主人公かよ、、、」ってなる

あ、映画の主人公だった

 

 

それに比べてなんだ自分は。熱中しているものが無い。まさかの休講日×2+土曜日曜の休み+授業入れていない月曜つまりそれは五連休という名のユートピアにダラダラと頓挫し、昼夜逆転の生活を送った挙句、午前6時にブログを書いている

そんじょそこらのニートも驚く堕落っぷりだ

 

 

この五連休で力を入れたのは6食連続で食べた「大根と豚肉をじっくり煮たアレ」くらいだ

大根と豚肉をじっくり煮たアレ

大根と豚肉をじっくり煮たアレ

 

 

じっくり煮たアレくらいしか5連休の記憶がない。これはまずい、熱中していることがないことを言いたかっただけなのだけど、普通に自分が超暇人ダメニート、お肌の角質がすごく、右肘から腐った玉ねぎの匂いを発生させていて、婚期が84歳前後だということがバレてしまった。不覚。いや冷静になれ自分そこまではバレていない

 

 

嫌々振り返ってみて思ったがほんとに価値のない5日間を過ごしていた気がする。タップもダンスも出来ないタップダンサーくらい価値がない

 

 

アンドリューやフレッチャーのような狂気をまとって一つのことに熱中する、という人生に少し憧れる。たぶん他のことを何も考えられないくらい、頭がマヒって機能しなくなるくらい、一つのことに熱中している瞬間というのは、超が付くほど幸福なのだろう

 

まあ、そんなこと言ってても熱中するものは見つからないので何か軽い気持ちで初めてみることにする

 

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